続・らくがき日記

漫画家志望 趣味や日常も書きます 受賞歴はプロフィールから

クリスマスイラストと読書感想文

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こんばんは
添付はクリスマスイラストです
いつも、季節感のあるイラストをなかなか描こうとしないのですが、今回は間に合いました

でもこのイラストは、いつもと違う画材を使ったので、ものすごく疲れたし、ものすごく効率の悪い塗り方をしたような気がしています
慣れていないことだと、理想と現実のギャップが余りにもあってすごいですね…精神的ダメージ…


さて、わたしは一応好きなことに読書というものがあるんですが、胸を張って趣味です!とは言えないです
趣味っていうのは、年間100冊読みます!! とか、どんなジャンルでもバッチコイです!!みたいなひとになってしまうのかなあ、と思ってしまう自分がいます

あ、これ、ここまで書いて「相手に期待されていると勝手に思ってしまう自意識過剰問題」な気もしてきました
あと、あれですね「好きです」と言っておきながら「にわかじゃないか!」と言われるのが怖い問題でもありますね
いやーでも好きなものなんだから、気持ちさえあれば(その趣味に没頭している間は、こころがうきうきするとか)、時間や知識の量を他人と比べるのは良くないか~


と、長い前置きを書いてしまいましたが、今年自分が読んだ小説の記録でも

【国内作家】
◎卍(谷崎潤一郎)
◎命売ります(三島由紀夫)
・春子
・殉教
・キャラメルと飴玉(夢野久作)
・瓶詰の地獄
◎渡された場面(松本清張)
◎蒼い描点
・青のある断層
◎ロング・ロング・アゴー(重松清)
◎くちぶえ番長
◎エイジ
季節風 夏 僕たちのミシシッピ・リバー
季節風 冬 サンタエクスプレス
季節風 秋 少しだけ欠けた月
◎蒼煌(黒川博行)
◎八日目の蝉(角田光代)
◎紙の月
火車(宮部みゆき)
◎悪人(吉田修一)
◎目薬aで殺菌します(森博嗣)
◎喜嶋先生の静かな時間

星新一ショートショート
おーいでてこーい/ボッコちゃん/約束/ねらわれた星/デラックスな金庫/気前のいい家/妖精/ある研究/プレゼント/肩の上の秘書/被害/意気投合/よごれている本/なぞの青年/雨/桃源郷/証人/たのしみ/神々の作法


【海外作家】
不思議の国のアリス(ルイス・キャロル)
悪童日記(アゴタ・クリストフ)
◎ふたりの証拠
◎第三の嘘
◎キャリー(スティーブン・キング)


◎の作品は長編で、本一冊分の作品です 厚さはそれぞれ異なりますが
・の作品は一冊には満たない、短編集とかに収録されているものです
20冊くらいは読んでますね 今年はもっと全然読んでないかと思っていました


初めて読んだアゴタ・クリストフという女性作家は、今年知ったのですが、かなり面白かったです
悪童日記』『ふたりの証拠』『第三の嘘』は三部作になっているのですが、謎を謎を呼ぶ感じがかなり惹き込まれました

ただ、戦争物&最後も謎が残る余韻なのでそこが苦手な方にはオススメし辛いかも…

戦争物としては、戦地の話ではなく一般市民の生活を描いたお話なのですが、実際に作者が体験したり、見聞きしたことが元になっている部分もあり、かなり暗いので、こころのダメージは大きかったです……特に『悪童日記』は立派な戦争物でした 一週間くらい気持ちが暗かった…

なんですが!

悪童日記』という作品は、幼い双子の兄弟たちが書いた日記を読む、という設定なので、文章としてはかなり簡単で、読み易く、淡々としています(淡々としているのには、理由があるのですが)
強く訴えてくるものがありつつ、読むのにつっかえないという素晴らしい文章の作品でした

そして二部の『ふたりの証拠』、三部の『第三の嘘』と読み進めていくと、どんどんミステリ度が増していって、エンタメ性が強くなります
戦争物としても続いていて、『悪童日記』は戦時中の話、そのあとは戦争をしたことによって受ける代償(貧困や戦争がもたらした思想のあり方など)の話、のちに戦争によってトラウマを抱えた登場人物たちの話になっていきます

徴兵を体験し、トラウマを抱える話は多いと思うのですが、一般市民にも戦争というのは大きな損失を与えるのだということが解り、ほんとうに悲しくなります……
読んでいる間はめちゃくちゃ辛かったのに(その間はよく眠れなかった)、エンターテインメントとしてもめちゃくちゃ面白いという、今まで感じたことのない感情を味わった作品でした


あ、これ文章長くなっちゃった
以前この三部作を読み終わってすぐの頃は、感想を書けなかったから、つい…(笑)

お付き合い頂きありがとうございました
今更ですが、クリスマスと全然関係ない話ですみません
あと数日で新しい年ですね~ 信じられない!
それではみなさま素敵な年末を!