続・らくがき日記

暇つぶしのお供にどうぞ

『パラサイト 半地下の家族』の感想

f:id:ooooofuchi:20200122200241j:image

 

ラッキーなことに初めて観た韓国映画が最高の面白さでした………公開前からとても楽しみにしていて、かなり期待してたから観て良かった~!!という気持ちです

ストーリー的にはミステリーなんですが、ホラーっぽい要素もあって、後半は心臓がどきどきしっ放しでした!! 観ているこっちがはらはらしました………あークライムミステリーの醍醐味ってこれですよね………

因みにこれから書く感想は、読む方も鑑賞後という体で書いていくのでネタバレありです
お気をつけ下さいませ~






①パラサイトしてたのは誰なのか
観終わった直後「パラサイトって主人公たちの家族だけじゃなかったんだ~」って思いました あの豪邸の地下に住んでいた男性もパラサイトしてたよね……と思いまして
あと地下に入っていた時間が長すぎて、気が触れていたけど、地下での家の主人に対する奉仕精神は気が触れているからこその言動で、最後の方で裕福な人たちに襲っていくシーン……あれが彼の本心だったのでは?と思いました

寄生しているという状況を認めつつ、自分たちとは違う立場の人間に持つ憎しみみたいのが爆発したのかな~という その前にいろいろ体力使っていたし、疲れて感情がばーん!!となったように見えました

というか、その前の回想シーンで夫婦で庭を眺めるシーンがありますよね 二人であの家に働きに出てたのかしら………そうすると、主人公たちの家族と似たような運命を辿った、ということになり、ソン・ガンホさんが演じた男性に帰結するな~とも思うのです


②音楽の使い方がかっこいい!!
感情が高まるシーンでの音楽の使い方が「うわ~ドキドキする!!!!!こわい~~」というシーンで何回も使われてて、めちゃくちゃかっこよかった
ジェットコースターに乗ってるみたいだった 「あー、このあと来るぞ! 来るぞ!」みたいな雰囲気が最高に良かった

なんとなくなんだけど、邦画だったら、この作品と同じようなテーマを扱っていても、もっと静か~な雰囲気のものが多い気がする
それもそれで、淡々としてて好きなんだけど、『パラサイト 半地下の家族』はミステリー以外にも社会派の側面がありつつ、それでいて感情が揺さぶられて、めちゃくちゃエンターテインメントだった すき


③多分韓国の文化を知っていたら、もっと面白かったと思う
韓国系のメイクや、ファッションやアイドルが流行っている傾向があるけれど、それに殆ど触れてこない人生を歩んできてしまった
韓国がすきな人は、出てきたお酒を見て「あ、これ知ってる~」とか家族は父親には敬語を遣わないといけない(のかな~と思って観ていました)とか、事前知識が多い方が楽しそう

なぜなら、違和感を感じると無駄に伏線だと思ってしまうから笑


④役者さんって本当にすごい
この映画に限らず、役者さんって本当に本当にすごいですよね………授賞式の映像とか観ると、映像を通してでも、オーラや雰囲気をすごい感じるのに、あんなに一般人になれるなんて………

洋服の着こなしとか、髪型とか、仕草とかで全然変わりますよね………
授賞式とかで観る姿とギャップがあればあるほど、うわーかっこいい!!と思います
余談ですが、パジャマがすごい可愛かったな


⑤伏線回収が観てて気持ちいい
何かしらの物語を観る時のあるあるですが、やっぱり回収してくれると、すっきりする

匂いの件とか、なぜインディアンにハマったのか(モールス信号にも繋がってくるし)とかちょっとした要素も、最後の最後まで繋がるストーリーで感動しました
ってことはさ、お金持ちの息子くんは、地下に住んでいた男性のモールス信号を読み取っていたのでは……?という気もします テントの中に居る時 内容について言及は物語のなかでされてなかったと思うけど………


⑥この作品って、あの「豪邸」も主人公っぽくないですか
これは飛躍しちゃったかもしれないのですが、あの豪邸が同じような惨劇と歴史を繰り返してるよ~というような話にも見えました

豪邸にはお金と人脈に不自由のない幸せな家族が住み、彼らは社会の暗闇を知らないまま明るく、前向きに、純粋に生きている………でもその地下では犯罪者が細々と暮らしている そして暮らせていけるのは、お金持ちの家族が住んでいるからでもある……

豪邸の家族が「地上」だとすれば主人公たちは「半地下」、豪邸の地下に住んでいるのが「地下」の人間という比喩もあるかな~と思いました
「地下」に居たら、一生日の当たらない、日陰者じゃないと生きていけないみたいな比喩もあるのかな、と





あとこれは映画観る度に思うんですけど、モノローグ(心の声)がない映画って、舞台設定や台詞だけで違和感なく状況説明できる作品ってめちゃくちゃかっこよくないですか? いつも惚れちゃう

着てる服や話し方、仕草や表情、天気で人物の心境を表してる作品ってすごいな~~と思いながら観ちゃう

『パラサイト 半地下の家族』はフライヤーも無駄な説明がなくて、めちゃくちゃかっこよくて好きなんですが、そのフライヤーを鑑賞後に見直すと「あ、これはこういう意味だったのか」というのがあってそれも良かったです

この後は、暫く考察を書いている記事を貪り読むと思います笑

楽しかったです

ずっと放置してましたが、久しぶりに書きました

年が明けてから、初めて東京に雪が降った

しかし時計の短い針が「3」の数字を示すころには、もう雨になってしまっていた

生まれも育ちも東京で、今も東京に住んでいるのに、雪が降ると「積もらないかな」という期待がいつも自然と湧いてくる
積もったら、積もったで、また文句を言うのも目に見えている

 

 

f:id:ooooofuchi:20200118205608j:image

そして、こんな日にまたブログを始めてみたいという気持ちがむくむくと湧いてきた
思えば二十歳頃から始めたり、止めたりを繰り返して、そう思えば十年ほど断続的に文章を書いていることになる

初めてのブログは二年間くらい続けた しかも初めの一年間は一日中も欠かさなかった 自分でもよく続けたな、と思うが随分楽しかった その中で文章が上手くなった、とかそういうサクセスストーリーは一切なかったけれど

今はInstagramで自分の趣味である読書の感想を主に書いていますが、他のことも書きたいときにはこちらに書きたい
https://www.instagram.com/sugy0m0r1/

新しいことを始めると「ずっと続くといいな」と自然に期待してしまうので、自分に期待しないように、なるべく無意味な中身になるように努めます